コラムいろいろ
神秘の野菜モロヘイヤ
モロヘイヤはシナノキ科の植物で原産地はエジプトを中心とする東地中海です。
歴史も古くエジプトのクレオパトラが美容のために好んで食べていたと伝えられています。また、どんな薬も効かなかった王の難病がモロヘイヤのスープで治ってからはムルキーヤ(王様の野菜)と呼ばれ珍重されるようになりました。
日本での普及は1980年代からとまだ浅いのですが、とびぬけた栄養価で近年注目を集めています。
アトピーに効いたモロヘイヤ
私がモロヘイヤに興味を持つようになったのは今から15年以上も前のことです。
それは長野県の小さな旅館で出されたモロヘイヤのお浸しがきっかけでした。
ぬめりのあるその野菜を見たことはあったのですが食べるのはそのときが初めてで新鮮な感動を覚えました。
「それはモロヘイヤというエジプトの野菜です」と宿の主人が親切に説明してくれたのですが、その話の中で色々な病気に対して薬効があることが印象に残りました。
当時、夏場というのに汗もかかない私の体は常に乾燥して皮がボロボロと毎日の様に剥け辛い思いをしておりました。
ところがどういうわけか翌日、旅から帰って以来とても肌の調子がよくなったのです。
これは偶然かなと特に気にもせず不思議に感じていたのですが、ある時ふとモロヘイヤとの関連性に気付いたのです。
というのも旅行以来あの美味しさがすっかり気に入った私は毎日モロヘイヤを買ってきては食卓には欠かさず、たっぷり食べた日には体に潤いがでて湿疹による赤みが薄らいでいたからです。
この11月で早2か月になりますが例年よりも体が乾燥せず体質の変化を実感するようになりました。
特にモロヘイヤの有効成分を含んだ石鹸を使うようになってからは肌状態が安定して痒みも治まっています。
部分的にまだひどいところもありますが、無理なく続けられるこの健康法は同じ病気で悩んでいる方にはお勧め出来るものだと思います。
安価で効果の高いモロヘイヤ。旅先での偶然の出会いでしたが快癒へのヒントになりました。
古代エジプトの繁栄にモロヘイヤあり。
クレオパトラの美しさとシーザーの強さに裏打ちされた王様の野菜<モロヘイヤ>は病に悩む人間に神が与えたもっとも古い贈り物かもしれません。
酵素クレンズジュース
<酵素クレンズジュース>は毎朝の習慣にすることで自然治癒力が上がり薬に頼らない 健康な体を作ります。
- リンゴ 1個
- にんじん 2本
- グレープフルーツ 半分
- しょうが 親指大
- その他あれば季節のフルーツ
イチゴ・みかん・レモンなど
- ジューサーで以上の材料を絞ります。
出来れば酵素の破壊が少ない低速ジューサー(スロージューサー)をお勧めします
出来上がったら早めに飲むこと。
寒天を加えれば腹持ちがよく便秘の解消にもなります。
モロヘイヤのぬるぬるスープ
食物繊維・※酵素・※ムチンがたっぷりの低カロリースープです。
夏場が旬のモロヘイヤにはβカロチンの他カルシウムや葉酸が豊富に含まれています。
抗炎症作用もあり自身の体験ではモロヘイヤの常食でアトピー肌の赤みがおさまったことがあります。
アレンジも自在でベーコンやウインナーを加えてパスタにかければ主食にもなり経済的です。
また野菜嫌いのお子様にはオリーブオイルの代わりにバターを使いミルクか豆乳を加えれば食べやすいかと思います。
※酵素とは
熱に弱いため生食(ローフード)により効率よく摂ることが出来る。
※ムチンとは
また粘膜を保護することでアレルギー症状の予防や改善にも効果が期待される。
- モロヘイヤ 一把
※茎は固いので取り除きます - 青のり・あおさ・ワカメなど海藻類
- ひよこ豆の水煮
- ニンニク
- ショウガ
- ヤマイモトロロ
- コンソメスープの素
- 鍋にオリーブオイルを熱し刻んだニンニク・ショウガを入れます
- 香りが立ったら刻んでおいたモロヘイヤを入れて粘りが出るまで炒めます
- 分量が半分になったら酵素ジュースの搾りかすを適量入れます
- 全体がなじんで団子状になったら材料がかぶるくらいの水を注ぎます
- 沸騰しないように気を付けながらひよこ豆をいれます。
- スープの素で好みの味をつけます
- 最後にうきみとして青のりを加えます
- トッピングにトロロをのせて出来上がりです
ぬるぬるスープダイエット
<ぬるぬるスープ>は満腹感があり腹持ちがいいことから自然と食べ過ぎや間食の癖が無くなります。適度に取り入れることでダイエット効果にもなり健康を保つ事が出来ます。
経済的で無理なく続けられ、気が付いたら痩せていた?そんな楽なダイエットがあればいいですよね。例えばこんなサンプルメニューはいかがでしょうか。
朝食は<酵素クレンズジュース>だけ。
午前中は体にとって排泄の時間帯なので固形物は食べません。
どうしても我慢できなければバナナか果物を少し摂ります。
ジュースは液体なので消化の負担も無く速やかに腸管から吸収されます。
ただ、酵素は熱に弱く48度で破壊が始まり70度で失活しますので出来れば低速ジューサーの使用をお勧め致します。
昼食は好きなものを食べましょう。
外食でなければ食前にぬるぬるスープか海藻類またはムチンを含んだ食品を摂ることで急激な血糖値の上昇が抑えられます。
活動量の多い時間帯ですから午後からカロリー消費が出来ればさほど我慢しなくてもいいと思います。
夕食は同じく<ぬるぬるスープ>をまず一杯。
食事前に汁物を摂ることで満腹中枢が上昇して食べ過ぎを防ぎます。
午後からは消化力が活発になっているので就寝2時間前までに適度な量の食事を心がければ宜しいかと思われます。
アルコールを嗜む方は燃焼効率の高い焼酎がお勧めです。
以上は体験上のダイエットサンプルであり全ての方に適用するとは限りません。
重篤な病気をお持ちの方はまず医師の診断を仰ぎ自己責任において食生活の改善をされて下さい。
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